記事・論文
震災から報道機関の「公共性」を問い直す
報道機関は私企業である前に、人々の知る権利に奉仕し、自由社会における民主主義政治を維持する公共的役割を担う機関である。とくに、政府や大企業といった権力が我々の命にかかわる情報を隠蔽・改ざ...
続きを読むインタビューを終わって
今回のインタビューでは、主要メディアを対象に組織としての見解を横並びに聞くことができた。このインタビューだけで、東日本大震災の災害報道と今後の課題を語りつくすことはできないも...
続きを読む巨大なメディアだからできること、足かせになること
報道にかかわった個々人の思いではなく、マス・メディアの組織としての動きや記憶の継承を捉えたい――この研究はこうして始まった。この「組織メディア」という観点からふり返ってみると、世界に類のない...
続きを読むインタビューを振り返って
いささか僭越な言い方を許していただければ、メディアは精一杯のことをしたのだと思う。地震や津波の被害状況が刻々と明らかになるのと同時並行で深刻さが増していった福島第一原発の事故の両...
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